MESSAGE FROM MD

山本 禎久
ボーダー
『D.I.Y(Do it yourself)』 
今では、日曜大工、的な意味でよく使われる言葉ですが、もともとは、第二次世界大戦後、荒廃したロンドンの街並みを、『自分たちで何とかしよう』 として展開された復興運動のスローガンだったようです。

思えば、2009年の創業以来、ずっとこの『D.I.Y』精神でやってまいりました。もともとできないことであっても、できるだけ自分たちでやって、ひとつひとつの仕事の知識、技術を身につけるように努めました。これまでいろいろな課題に直面しましたが、自分たちで何とかしよう、という気持ちで乗り越えてまいりました。その結果として、今では、商品・サービス企画から、国内生産、海外生産、ホームページ作成、Webマーケティング、情報システム構築等、幅広い業務を社内で行うことができるようになり、それが私たちの付加価値になっているように思います。

このような自分たちの個性を考え、これをどう生かしていくのか?
また、これからの社会をどう考え、どのような展開をしていくべきか?

いろいろ考えた末にたどり着いたのが、『マスカスタマイゼーション』です。

お客様の要望に合わせてカスタマイズされたものを、必要な時に、必要なだけ製作して、工場から直接お客様にお届けすること。また、専門的知識などがなくても、簡単に購入することができる仕組みを提供し、かつ、安価に設定することにより、多くの人(マス)にサービスを活用してもらうこと。これが『マスカスタマイゼーション』です。生産から販売まで、ワンストップで行える体制を持っている自分たちだからこそ実現できることだと思っています。

大量生産ではなく、少量生産。需要を予測しての生産ではなく、受注してからの生産。海外など遠方でなく、できるだけ消費地に近いところでの最終加工。これらにより、売れ残り品廃棄の削減、流通在庫の削減、物流エネルギー消費の最小化が可能です。テキスタイル加工では、小ロット製作で有効なデジタル印刷を活用することにより、廃水の削減にもつながります。持続可能な社会の実現にも有効な生産⇒流通のシステムです。

このマスカスタマイゼーションの実現のため、幅広い加工に対応し、小ロットでなるべく低コストで生産する、マイクロファクトリー化を進めています。また、CG、Webデザインシステムなどのデジタル技術を習得、活用することにより、お客様とのコミュニケーション効率化を可能にしてまいります。

と、いろいろ難しいことを書きましたが、結局のところは、単純に次のようなことを思っているところです。

  ・『欲しいモノを、つくってもらって買う』、という、ミニマルな買い物をもっと身近なものにしたい。
  ・どうせ作るなら、できるだけいろんなものを作れるようになりたい。
  ・環境への負荷をできるだけ少なくしたい。

自分たちも、これをD.I.Y精神で行っていますが、お客様のD.I.Yのお手伝いにもなることだと思っています。

最後に、ここまで会社が成長できたことは、お客様のご支援、ビジネスパートナーの方々のご協力、スタッフの奮闘によるものと、心より感謝しております。今後も少しでも社会によい影響を与えられるよう仕事に取り組んでまいりますので、引き続き宜しくお願いいたします。