AND FACTORYとの
コラボレーション

START
はじまり

AND FACTORY 近藤範幸氏との出会い

近藤氏のルーツは、アパレルショップCURVA(クルバ) を経営していた頃まで遡る。
美術館でアンディ・ウォーホルの作品と衝撃的な出会いを果たし、ポップアートの虜になった。そこで彼は、ポップアートの代表的表現方法であるシルクスクリーンプリントを、ショップの裏で手探りでスタート。Tシャツに自分なりのデザインでプリントをし、お店に展示した。すると、彼の作品は瞬く間に注目を浴び、多くの受注が舞い込んできた。やがて、ショップの裏でのプリントでは、充分なスペースが確保できない状況に陥る。
彼は、CURVAより広い場所への移転を決意。新しいショップの隣には、本格的なシルクスクリーン印刷のラインを設置し、ショップ名は『AND FACTORY』とした。

近藤氏と当社代表山本の出会いは、そんな時だった。

たまたま同級生であった二人は、共通の友人も多く、すぐに意気投合。
その後、仕事、遊び問わず、多くの時間を共有することになった。
IMAGINATION
想い

自分らしく、かっこよく。。。

アパレルで培った選美眼を活かした、最高のデザイン、レイアウトで、トートバッグを再定義したい。
近藤氏はショップのオーナーとして、デザイナーとして、また、シルクスクリーンアーティストとして、イベント等、いろいろな場面で活躍している。
現在近藤氏は、ニューヨーク在住でバーニーズニューヨークにも作品を提供しているデザイナーH氏と組んで、新しいブランド『ANDY/ROY』の立ち上げを準備している。
CHARACTERISTICS
特性

シルクスクリーンプリントの『味』

シルクスクリーンは、職人によって版の上からスキージと呼ばれるヘラを使い、一枚一枚丁寧にインクを刷り込んでいくプリント方法だ。1回のプリントで1色しか塗れないため、使用カラーの多いデザインのプリントにはあまり向いていない。また、出来上がりがひとつひとつ微妙に異なる。それは、刷り込みの時の圧力、スピードであったり、インクの乗り具合、版の状態、生地の状態であったり。
しかし、それが職人の仕事としての結果であり、機械でのインクジェット印刷では絶対に表現できない、シルクスクリーンプリントの味と言える。
また、シルクスクリーンプリントは、すぐれた耐久性を持ちながらも、経年により表情を変えていく。特に帆布やデニムなどにプリントされた場合、その生地の経年による風合いの変化とともに、プリントの風合いの変化も楽しむことができる。
PREPARATION
準備

手による仕事

シルクスクリーンプリントは、手作業が多い。まず、インクの色出し(調合)は人の手で行う。ベースのインクに複数の顔料を適量混ぜ合わせ、狙った色のインクを作り出す。
プリント台は、プリントするもののカタチ、大きさによって、人の手で付け替えられる。場合によっては、数百台の印刷台が一度に取り換えられる。
印刷位置も、人によって確認され、設定される。シルクスクリーンプリントは、準備においても人による作業が多い。
近藤氏は、多くの従業員を抱えた今でも、シルクスクリーンプリント作業に多くの時間を費やす。彼はデザイナーでありながら、職人だ。
REALIZATION1
実現1

シルクスクリーンプリント&
バッグ

私たちは、AND FACTORYと共同で、多様なバッグを製作してきた。今後も近藤氏とAND FACTORYブランド、または、近藤氏が取り組む新しいブランドでの商品展開を予定している。
REALIZATION2
実現2

ANDY/ROY

AND FACTORYと、デザイナーH氏とのコラボブランド、ANDY/ROYのバッグ。グラフィックが映えるシンプルなトートバッグに、シルクスクリーンプリント4色で製作。