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『フレンチリネン』。肌触りがよく、上品な光沢があり、最上級リネンとされています。フランスの北部、リールより車で30分のところに位置する、中世以来の織物の町、アルマンティエールにおいて、1866年創業の歴史を持つCharvet社は、今なおこのフレンチリネンを織っている、数少ない会社です。

このCharvet社が、自社で製織したフレンチリネンを使用し、製品のデザイン、縫製まで、行った、Made in Franceのバッグ、雑貨品が、『Charvet Editions』となります。

当社はこのCharvet社と直接取引を開始。日本でのCharvet Editions製品の普及に努めてまいります。

アルマンティエールの唯一の鉄道駅、Gare de Armentieresから徒歩5分程度の場所に、Charvet社は工場（こうば）を構えています。この工場に初めて訪れたとき、SalesのBenedicteさんは、小職の鉄道の到着時間を予測して、駅まで迎えに来ていただきました。近い距離ではありましたが、荷物があるだろうとのことで、自家用車で来ていただいたその心遣いが印象に残っています。
レンガ造りの工場内には、たくさんの織機が稼働しており、刻みよい音とともに、様々な生地が織りあがっていました。その倉庫部分の一角には、使い古したミシンと作業代が並んでおり、数名の職人さんたちが、バッグやテーブルクロスなどの縫製を行っていました。

西欧でも、織物に関しては、東欧やインド、バングラディッシュなどの人件費の低い地域への生産移管が進んでおり、このなかで、小規模でありながらも、製織からデザイン、縫製まで一貫してフランス国内で行っていることに感心しながら、この貴重な製作物を、何とか日本にも流通させたいと感じたことを覚えています。

生産数量が少ないこともあり、なかなか充分な在庫が確保できにくいところではありますが、Made in Franceの、柔らなく上品な肌触りのリネン製品をお楽しみ頂ければ幸いです。